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間違いだらけの資産運用 〜リスクとリターン〜

リターンとリスク例えると…

ここまでの説明を別の方法でします。しつこいと思われるかもしれませんが、大事なところなので、我慢して読んで下さい。

ゴルフを例にしての説明です。ゴルフで遠くの狙ったポイントに向かって打ちます。比較的近いところのポイントならば、それほどポイントから離れることはないでしょう。 それでも、毎回毎回ぴったりポイントのところには打てません。強すぎればポイントを過ぎてしまうし、弱ければポイントの手前でボールが落ちてしまいます。

つまり、ポイントが「期待収益率(リターン)」、ポイントからの離れる距離、ブレが「ボラティリティ(リスク、標準偏差)」ということです。近いポイントであれば、それほどブレることもありません。つまり「ボラティリティ」は小さいということです。遠いポイントであれば、遠くに飛ばそうと力を入れてボールを打つので、その分ブレは大きくなります。

つまり「ボラティリティ」は大きいということです。遠くに飛ばそうと思えば思うほど、狙ったポイントからのブレが大きくなります。この関係がモダンポートフォリオ理論での「リスク」と「リターン」の関係です。

モダンポートフォリオ理論では、「リスク」とは本来の「危険」という意味ではなく、期待している収益率から、どれくらいブレるかを表したものです。別名「標準偏差」「ボラティリティ」と呼ばれます。一方「リターン」は運用した結果得られた収益のことではなく、将来期待できるであろう収益率のことです。「期待収益率」と呼ばれます。

そうするとモダンポートフォリオ理論でいうところの「ハイリスク・ハイリターン」というのは、わかりますよね。なので「ローリスク・ハイリターン」ということはあり得ない訳です。そのあたりをごっちゃにして話をしていると、訳わからんことになってしまいます。気をつけましょう。

「ローリスク・ハイリターン」の商品がありますと言って近づいて来る人がいたら要注意です。「リスク」と「リターン」は、十分理解できましたか。

「リスクとリターン」しつこくまとめ2